トリッカーはツーリングに向かない!?ツーリング向けのカスタムも紹介するぞ。

やっほー。くじらだよ。

今回もトリッカーのお話。

購入当初はツーリングに行くようなことは全く考えてなかったんですが、なんやかんやでチョコチョコ出かけています。

そんなこんなでカスタムすること4年余り・・・。

今やくじらのトリッカーはトリッカーでありながらツーリングマシンと化しています。

今回はそんなトリッカーでツーリングをすることに対して、くじら的な意見と今までトリッカーに行ってきたカスタムを紹介します。

カスタムについてはそんなに難易度は高くないですけど、まぁまぁ効果があるものが多いですよ。

そもそもトリッカーはツーリングに向いている?

くじらの意見ですが、トリッカーはツーリングに向いてないと思います。

しかしながら、

「ツーリングには行けないの?」

と言われれば

「いける。」(即答)

と答えます。

結局はトリッカーより快適なマシンがあるよってだけでツーリングできないことはないです。

実際くじらは日帰りツーリング(高速なし)に何度も行ってます。

最大で距離的には400㎞ぐらい。時間で言うと12時間ぐらいでしょうか?

さすがにこの距離では非常に疲れますが走れます。

なので「トリッカーでツーリング」という事が出来ないわけじゃないし、トリッカーだから困ったって事もありません。

ただ、ほんとにドノマールだったら積載性に困るかもしれませんが・・・。

でも、その程度です。

トリッカーでのツーリング時に感じる欠点

高速走行は厳しい。

高い速度で走り続けるのには向いていません。一般道での運転で困る事はないでしょうが、基本高速での運転には向いていません。

理由としては2点

・ギアが低速よりなので、そもそも速度があまり出ない。

高速100キロぐらいが限界では?出そうとすればもうちょい出るけど・・。

・直進安定性が低すぎる

速い速度で運転していると、かなりふらつきます。夜のバイパス等でそれなりの速度が出ている状態での車線変更などは結構揺さぶりが続きますね。

以上から高速での走行はできるけど緊張を強いられて疲れます。

ちょっとなら楽しいんですけどね。

尻が痛い。

日によって大丈夫な日もあるのでなんだかですが、痛いです。でもオフ車の場合こんなもんではないでしょうか?

ガソリンの量には注意すべし。

ガソリンタンクにはガソリンが7リットルぐらいしか入りません。田舎のほうとかに行くとガソリンスタンドが早く閉まってしまうことも多いです。早めの給油を心がけましょう。

くじらも夜遅くなって、あわやガス欠ってことがありました。

膝が痛くなる。

膝の曲がりが少し強いので膝が痛くなることがあります。適度にストレッチなどを行いながら乗るといいですよ。

ってぐらいかなぁ。

くじらがしたツーリング向けカスタムの詳細

とまぁ、ツーリングにおける欠点もある車種ですが、ちょっとしたことで変えられることも多いです。

以下にカスタムした項目を列挙します。

タイヤ

純正のタイヤからIRCのTrailWinner GP210へ変更しました。

林道走った後で汚れてます。

トリッカーのタイヤは安くていいね♪

くじらは一度林道へ走りに行ったのですが、怖すぎてもう走らん!ってなったのでオンロード寄りのタイヤにしました。

基本的にはトリッカーでオンよりのタイヤはこれがいいみたい・・。

ムリすればもっとハイグリップのタイヤもはけるようですが、そこまで求めてないので・・・。

純正との比較ではまず、走っているときのロードノイズが低下して静かになりました。

音ってのも疲労感につながりますからねぇ。

見た目も好み♪

グリップに関してはものすごい違いが判る感じではないですけど、明らかに設置面積が広いですから上がってる思います。←適当!

オフロードではフラットなところなら走れますが、グリップしている感は少ないです。

まぁ、見た目は普通のロードよりタイヤですから期待はしてはいけないのかな?

オンよりのトリッカーなら装備していいと思いますよ。

以下から、注文する人はトリッカーに合ったサイズで注文してね!


キャリア

これは装備していていいと思う。超オススメ!

これがないと何も積めません。しかしながら耐荷重3kgとはこれいかに・・・。

ツーリングバック派の人は何ですけど、これにでっかいリアボックスを付けて走るとめちゃくちゃ便利です。

しかもリアボックスも安いやつならツーリングバックよりも安いしね。


→キャリアの装着に関してはこちらで詳しく解説!

リアボックス

これは便利やわー。まずもって荷物への安心感が違う。鍵付きで固定されてるって素敵。

まぁ、本気で盗ってこうって輩には無意味でしょうけどいたずらとかには効果大。

また、通勤車両として使っているアドレスV125と共用できるようになってるのでツーリングの時だけトリッカーにつけて出かけています。

荷物も気にしなくていいし、背負ったりしないので疲労感も違いますわ。

残念なのはやっぱり見た目が・・・。

こういった箱も以前よりは市民権を得てるとは思うんですけどねぇ。

フルカウルのモデルで付けている人もいるしね。

ちとカッコ悪いのがたまに傷ですが、これのおかげで積載性に困ったことないです。

おじさんになってくると実用性重視になるんだねぇ~。

いやー、便利。

→リアボックスに関してはこちら!

アドレスに装着だけど・・。

ドライブスプロケット

トリッカーはいいバイクなんですが気になる点にギア比の問題があります。

ギアの1速目がかなりローギアなので2速発進ぐらいでもいいぐらいの状態なのと高速走行時の振動がかなり気になってました。

くじらはエクストリームライディングもしませんし、オフロードを頻繁に走るわけでもないので「ちょっとなぁ。」って感じ。

スピードとしては80キロぐらいまでが快適かな。というところですね。

それ以上はかなりエンジンも頑張ってる感じでつらそうですし、乗ってる人もつらい。

というわけで、ギア比を上げてロード向けのセッティングにするようにしました。

ギア比の設定はなかなか難しいらしく、くじら的に解説することはできませんがネットの情報をもとにドライブスプロケットを変更。

ドライブスプロケット15丁を16丁へ


このパーツを変えるときには、元ついているものを取らないといけないんですが硬くてなかなか取れず大変でした。

ナットが回らないんです。

ナット脱落止めのパーツを外してギアを入れ、ナットを取ろうとすんですがムリ!

くじらはインパクトレンチを使って取りました。ちょっとミッションに負担がかかるかと思いましたがほんの短時間ですから問題ないでしょう。

また、ドライブスプロケット装着時も脱落止めのパーツも必要です。

下画像の赤矢印のパーツ

このパーツもナットに沿って折り込む形で装着するのですが、折れやすいです。2枚くらい注文しといたほうがいいと思う。

隠れて見えませんが、もう一方の曲げる部分はナットの面にしっかり当たってます。

純正パーツについてはヤマハアプリで検索すると便利ですよ。

→使える。ヤマハのパーツ検索アプリ!

交換した結果ですが最初に乗って発進した時は変わった?って感じ。←鈍い。

ですが、全体的に加速がマイルドになったような気がするのと高速走行時の振動が減った感じがします。

特に長く走るツーリング時には疲労軽減の効果があると感じました。

ただ、スピードメーターに誤差が出るらしく実際のスピードがわからなくなるのが玉に傷・・・。

アドベンチャースクリーン

いろんな意味でですが、これもあるとなしじゃだいぶん違います。


実はセロー用のパーツなんでトリッカー用のパーツじゃないです。

取り付けは自己責任でお願いします。

装着すると胸に当たる風は激減。助かる。

ただ、風の流れが変わるのでオフメットのアイホール部分に風が入ってきます。首の疲労に関してはちょっと期待外れです。

ジェットとかで乗ると快適です。(今はOGKのEXCEEDを使ってます。)

→OGKのEXCEEDのレビューはこちら!

装着後の副効果としてはハンドリングが少し安定したような気がします。特に高速走行時に前輪の接地感が増した気がする。

そういった意味でも疲労軽減です。トリッカーって高速走行時のフラフラ感半端ないですから・・・。

逆に裏を返せばハンドリングに粘りが出るので、トリッカー本来の軽快なハンドリングは少しなくなります。

まぁ、このパーツも付けてよかった。

→アドベンチャースクリーンの装着に関してはこちら!

→アドベンチャースクリーンのレビュー!

グリップヒーター

寒いときのお供グリップヒーター。

昔から気にはなっていたものの付けたことなかった。

ただ、今年の一月にツーリングに行ったときやっぱり寒かった・・・。

耐えれないことはないけど、あったほうが安全運転になるしね。

ってことで装着。

デイトナの巻きタイプです。春ごろには取り外す予定。

→グリップヒーターの取り付けに関してはこちら!

スマホホルダー

ツーリングに行ったらナビを使うことが多いです。ナビはスマホを利用してますのでこれがないと不便です。

あるのとないのでは全然違います。

スマホホルダーは現在こちらを使用してます。


装着図。

総金属製で安心感高し!しかもスマホとかにバンド固定とかではないので楽。

側面のダイヤルを回し幅を調整することでスマホを固定するタイプです。

以前プラスチック製のものを使ってましたが、すぐに壊れちゃったんですよね。

スマホ固定状態で林道を走行してもビクともしません。

こりゃオススメかも・・。

何気にアドベンチャースクリーンのアクセサリーバーに固定。これも便利だよね!

→バイクナビ環境の構築に関してはこちら!

電源

昨今のツーリングには電源は欠かせません。

トリッカーには標準で付いてませんから、後付けしましょう!

くじらはデイトナの電源を使用しています。

シガーソケットとUSB併用タイプです。


ぶっちゃけシガーソケットはなくてもいいんだけど、前の電源がシガソケだったんでグリップヒーターをシガソケにしちゃってて縛りがあったんでシガソケです。(読みにくいな・・。)

普通にUSB×2でもいい人はいいです。

新製品?USBだけだけどカッコいいのあるんだね。


というのも以前使っていた中華製の電源があんまりよくなかった・・・。

シガーソケットが抜けてくる・USBが抜けてくるという「ゆるゆる仕様」だったんで取り替えました。

さすが老舗の物はしっかりしています。

こういった小物もある程度しっかりしたものを買っておくべきですね。安物買いの銭失いってことです。とほほ。

→デイトナの電源取り付けに関してはこちら!

まとめ

トリッカーってなんでもできるマシンで、自由なマシンなんですよ。

それゆえに足りてない・物足りないところもあるバイクです。

でもそこはオーナーが理解しておけばいいところ・・・。

足りないところは補えばいいだけですよね。

好きに乗ったらいいんですよ。

ここまでいろいろ縛られないバイクも珍しいと思いますよ。

こういった自由さと緩さがこのバイクの最大の魅力ですし、自由気ままなツーリングには向いていると思いますよ。

みなさんも思い思いのカスタムを楽しみましょー。

えんど