家の引き戸が開かなくなった!戸車交換でスムーズ開閉

やっほー。くじらだよ。

くじらの家は中古で買った戸建です。

もう築25年ぐらいたった家ですのでメンテナンスは時折必要になってきます。

今回はそんな中古戸建てのプチメンテナンス。

リビングと和室を隔てている引き戸が「ぐぬぬっ!」て力を入れないと開かなくなったのでその修理をしてみたいと思います。

ターゲットは引き戸の戸車交換。

扉の下についているコロコロの交換です。

まずは現状を確認しよう!

まずは現状確認。動きにくくなった引き戸を外してみて戸車の状態を確認します。

引き戸の下にある戸車はこんな状態。

うおぉい!車部分が割れてしまってます。

車自体も壊れてますが、そのせいで高さが低くなり扉と敷居の部分が当たってしまって動きが悪くなっているようです。

この戸車もどうやら前のオーナーが変えていたと思われますが、山形レール用の戸車を使っているようでちょっと合ってない感じです・・・。

戸車の固定方法は釘止めのようですね。

状態の確認ができたらこれを取り除いていきます。

古い戸車の取り外しと新規取付

取り外しと言っても、釘を抜くだけです。しかし、結構しっかり止まっているのと釘抜きが入るスペースがあまりないので取れません(汗)

しょうがないので小型のスクレーパーを釘の頭下に入れて金槌でこんこんして取りました。

また、戸車の台座部分をてこの原理で持ち上げるのも有効!

まぁ、写真は釘部分ですがこんな感じで・・・。

新しい戸車を調達!

近くのホームセンターに行けばたいてい売ってます。

くじらが選んだのは平型の戸車。

勢いあまってすでに「モノ」は出しているという暴挙。戸車2個と釘4本が入ってました。

車部分はゴム製のものにしました。ちょっと静音設計らしいです。

寸法とかは細かいことを気にすることなく取り外した戸車に似たものを買ってきました。

雑なくじらです。

戸車自体はこんな感じ。

新しい戸車の取り付け!

早速古い戸車を取り外した扉に新しい戸車を取り付けていきます。

簡単に言えば、外したところにまたつけるだけなんですけどね・・。

しかし、うまくいかないのがくじらですよ。

はいらねぇ・・・。

車のカシメ部分の突起が邪魔して入りません・・・。

他のサイズ感はばっちりなんですけどねぇ・・・。

仕方がないのでカシメ部分の突起が当たる木材部をちょっと削りました。

さらに上からトンカチで叩きいれる!←もぅ!強引!

という事で後は釘止めして終わりです。

「ふー。やっと終わったぜ!」

と扉を閉めると・・。

ノー!扉を閉めたら隙間ができるじゃないの!

どうやら戸車が新しくなり扉の高さが左右で変わったために扉を閉めるとVの字型の隙間ができるようになってしまいました。

この扉は特に左右の高さを調節できるような機能もないですから、戸車の高さを変えるしか方法がありません。

すげー面倒・・・。

くじら扉の高さ調整を行う。

めんどくさがっても仕方ないので調整を試みます。

くじらは下に下がってるほうの戸車をとって、戸車と木材の間に高さ調整用の「なにがし」かを入れて高さ調整する方法にしました。

高さ調整「なにがし」

調整用の「なにがし」には倉庫にあったゴムシートを使用することにしました。

ゴムシート

これを戸車のサイズに合わせて切って調整し、扉と戸車の間に挟みます。

金属の戸車台座と扉の間にある黒いものがゴムシートです。

これを再度固定して取り付けました。

完ぺきではないですが、少々の隙間は勘弁しましょう・・。

調整前はかなり上のほうが開いていたので、だいぶんマシになりました。

まとめ

めんどくさい・・・。

ただ、スムーズに動く扉。プライスレスです。

戸車自体は400円しないぐらいの商品ですのでこれで治れば、まぁ、良いか・・。

いやー。扉を取り付けての隙間問題にはびっくりしましたが、調整できない扉ですからねぇ。

こういうのって駄目になったら取り換えなんでしょうか?

新築のおうちにはあんまり関係ないかもしれませんが、こういった細かいところのメンテナンスが必要なのが中古の苦しみ(醍醐味)ですね。

まぁ、失敗しても良いかと思ってチャレンジできるのが楽しいといえば楽しい・・・。

皆様もDIYにて扉のメンテナンスしてみては?

えんど