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やっほー。くじらだよ。
今回は3歳の娘が入院+手術した話。
症状名は鼠径(そけい)ヘルニアというもの。
いわゆる脱腸の一種なんだとか。
3歳にして入院・手術という事でびっくりした事象だったのですが、結構気づきにくい症状だったなぁとも思います。
なんで、こんな症状もあるんだよっていう共有のために記事にしてみました。
あくまでくじら家が体験した事柄だけを書いています。個々人によって症状は違いますから、あくまで参考情報という事です。
気になる場合はお近くの医師に相談してください。
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始まりは下腹部の謎のふくらみ。
まず異変に気付いたのは嫁。
娘と一緒に風呂に入っているときに、なんかお股の上側が妙に膨らんでいるのを発見したんだとか。
なにか遊んでいて強打したりしたかで腫れてるのかと思って、触ってみると柔らかいだけで本人的にも痛みもない様子。
当然、強打していたりはないわけです。
しかも膨れているのが引っ込んだりするわけです。

?
って感じで様子見をしていたところ、ちょくちょく膨らんでるのを目撃するようになっちゃったわけです。
これは何かおかしいのでは?って事で行きつけの小児科へ連れて行くことになりました。
病院へ行こう!
行きつけの小児科でかくかくしかじかと症状を伝えたところ、エコー検査を行う事になりました。
結果
「鼠径ヘルニア」っぽいねぇ。との事。

何それ?
もしそうだったらここでは対応できないのと、症状の確定のため紹介状を出すという事になり、行きつけの小児科を後にします。
紹介先は舟入市民病院という広島では大きい病院です。コロナの入院病院でもあります・・・。
まぁ、症状の確定がまだでしたし、手術も必要かもしれないとの事で、その日の午後には舟入市民病院へ行くことにしました。
だって手術とか焦るじゃん。
そこで診察してもらった結果は「鼠径ヘルニア」

あわわ。やっぱり。
ここでも先生に鼠径ヘルニアとは何ぞやと、娘の状態などについて説明を受けます。
簡単に言うと、精巣や卵巣が作られて定位置に移動し、固定されるまで必要だった袋状の通り道が残ってしまった(通常ここはふさがってしまう)ためその通り道に腸が出てきてしまう状態になっちゃったって事のようです。
なので、手術でその通り道をふさいじゃいましょうっていう事みたいです。
また、手術についての説明もありいろいろ聞かされます。
手術には2種類ありおへその所から腹腔鏡を入れて手術する方法と、おなかを1㎝ほど切って行うやり方があり、舟入総合病院は後者のほうとの説明でした。
ちなみにおへそからは広島市立病院(県立?ちょっとあやふや)でやっているらしいです。
それぞれメリットデメリットがあるようで、傷跡はおへそからのほうが残らないらしいですが、麻酔の負担がちょっと多いという事でした。
くじらは体の負担が少ないほうがいいと判断し嫁と協議して、舟入市民病院で手術していただくことになりました。
娘の状態としては、緊急で手術を行うほどではないけど、早いうちに対処したほうが良いという状態でした。
娘はの腸が出入りしている袋は通り道が広めみたいで、腸が割と自由に移動しているみたい。

フリーダム!
なので腸が袋内で締め付けられる可能性としては少ないようです。
ただ、出入りしている所が小さいと、腸が入った時に引っかかっちゃたりして腸が締め付けられて血が通わない状態となり、腹痛や腸の壊死なども引き起こす可能性もあるらしいです。
当然娘の場合も可能性としてはあるので、そこには注意してください。と説明を受けました。
手術までの日常生活については特に注意することはなく普通に運動してもいいよとの事。
ただ以下の場合はすぐに病院に来るように(夜中でも!)
- 急な激しい腹痛。
- ぽこっと出てきた腸の部分を触って痛がったり硬くなってた場合。
腸が圧迫されて「かんとん」と言われる状態になっていると危険です。
挟まってしまった可能性がある場合は、すぐに来てくださいとの事。
「戻しますんで」

も、戻す?
挟まったものを元に戻すらしいです。エイって感じで。
まぁ、ひとまず早めの手術がよさそうです・・・。
結局手術に関しては、病院の都合や娘の行事などがあって1か月ほど先になってしましました。
病院からの指示もあり、手術までに何度か病院で検査をしないといけません。
手術日までにすることはレントゲンや血液検査・あとは時勢柄PCR検査をすることになっています。
これらの検査はバラバラの日程で病院から指定されます。
結局2回ほど検査のために、病院に行かなくてはいけません。
ちょっと家から遠いので大変です。
特にPCR検査は陽性って出たらどうしようかとドキドキしました。

結果としては陰性。良かった。
入院される人には全部実施しているみたいですね。
いいよいよ入院。
入院は手術前日から入ることになっています。
くじらは個室を頼みました。
ちょっと料金はかかりますが、泣いたりして他の人に迷惑になったりしちゃいけませんし、付き添いの嫁がトイレに行っている間にどっか行っちゃうとかも心配ですから・・・・。
個室に関しては空き具合によって取れたり取れなかったりするようです。
取れたのはラッキーでした。
入院や手術に関してのタイムスケジュールとしてはこんな感じ。
なんと手術日に帰れるんです。
ここで入院についての説明や、簡単な問診を受けます。
また、麻酔科の先生から説明があったりなどなど。
それが終わればただただ過ごすのみ・・・。
手術自体は1時間くらいで終わります。
ロールパンとジュース程度の軽い食事が出たようです。
麻酔後に吐き気が出る場合があるらしいですが、吐き気もなく食べたらしいので一安心。
手術後の症状は人それぞれだと思いますが、麻酔が切れた後に吐き気などがあるとすぐに退院はむずかしいかもしれません。
娘よ!よく頑張りました。
3歳なんでわけわかんないうちに終わったと思いますが、結構緊張したんじゃないかと思います。
手術後は少し痛みがあったのか不機嫌でした・・・。
痛み止めの座薬を入れてもらってますが「痛い」と言ってたのがかわいそうでした。
しかし、退院前には普通に歩いてましたし痛いとも言ってなくて元気。
ちょっとよくわからないですが、そこまで痛みや違和感はなさそうで、こっちがびっくりしました。
手術後について
まずは元気でした。
当日も走ったりしてましたし・・・・。
先生も特に術後の生活上で制約はありませんとの事でしたが・・・。

ほんとに大丈夫なのか?こっちが心配になる!
ただ、湯船に入るのはダメ。シャワーだけで次の診察までは過ごすことになっています。
診察は一週間後ぐらいですけどね。
また、切開したところには大きい絆創膏が(防水)が張ってあるんですが、剥がれたら市販のものを貼っておくように言われました。
ひとまず術後に寝込むみたいなことはなさそうですね。
まとめ
まずは嫁に感謝だなぁ。と・・・。
気づく事が大事なわけです。
くじらは言われるまでわかんなかったよ。
この鼠径ヘルニア。幼稚園児ぐらいからも発症するらしいので注意したほうが良いですよ。
3歳にして手術とはびっくりしましたが、無事に終わって何よりです。
入院費も個室代と食事代で1万2000円ぐらいでした。
健康保険と乳児医療制度のおかけで助かりますね。

ビバ!日本!
小さなお子様がいる皆さんもちょっと注意してみてください。
ほんとに急になりますから・・・。
えんど
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