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やっほー。
くじらだよ。
皆さんハクキンカイロってご存じですか?
ベンジンを燃料にプラチナとの化学反応で発熱するカイロです。
昔からライダーの間では有名だったんだけど、入手する機会もなく今に至っていましたが、ふと思い出して買ってみました。
狙いは冬ツーリングの発熱物としての使用です。
発熱系で行けばトレンドは電熱ウェアって感じですが、バッテリーが切れたら使えないし、バイクの電源はグリップヒーターで使ってるし・・・。
ってなことで、電気を使わないアナログ方向で考えてみました。
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ハクキンカイロってどんなもの?
ハクキンカイロと燃料
面妖なおじさんのパッケージの中にカイロが入ってます。
燃料はベンジンでハクキンカイロ指定のベンジンを買ってみました。
箱から出すとこんな感じ。

銀色の物体がカイロ本体です。メタリック感が強くてカッコいい!
その他にカイロを入れるカイロ袋・燃料入れ(ピンク)・説明書が入ってます。
カイロ袋にHIKAKINって書いてあるのかと思った(笑)
使い方はカイロの上部の蓋を取り、本体についている部品(火口と言うらしい)を取って燃料入れます。
火口は真ん中にあるパーツのことです。本体にくっついてます。
燃料は付属のピンクの燃料入れに規定量の燃料を入れ、投入します。
燃料入れはくるっと回すと燃料が流れ出る仕組みになってます。
こんな感じ。
しみこむスピードはかなり速い。一瞬です。
燃料セットができれば火口を取り付けて火口部分をライターで1.2秒あぶります。
あぶるって言っても火口があったまればいいようなので直接炎を当てないほうが良いらしいです。
火口についてるプラチナ触媒がすすけたりすると反応が悪くなるらしいです。
炎のちょい当てがちょっと難しい。
火口を温めると熱によってプラチナとベンジンが反応し、カイロ自体が発熱するって仕組みらしいです。
反応は早いので数分待って暖かくならなければ、火の当て方が悪いのかも?
実際に使用してみた感想
最初は「カイロだからなぁ。」って思ってましたが、予想を超える熱量です。
使い捨てカイロぐらいと思ってたらびっくりします。
温まってくると素手だと熱すぎるぐらいの温度です。アチチって感じ。
カイロの内容物であるカイロ袋なんかに入れとくと、温度は維持されて熱いままです。
ただ、よくわかんないですが手で持ってると最初はアチチですけど、だんだん熱量が下がっていきます。
周りの温度によって化学反応が左右されるているようですね。カイロ自体を袋に入れたりして置いたほうが良いみたいです。
なのでくじらは付属のカイロ袋に入れて、100均のストラップで首から下げる感じで使ってます。
こんな感じのものを購入。
ツーリング編
くじらの冬ツーリング用装束は大体こんな感じ。
一番外(アウター)にユニクロのブロックテックパーカーを使って防風・その下は細身のダウンなどを使って保温していく感じです。
ブロックテックパーカーについてはこちら!

グリップヒーターもオススメ!

ただ、やっぱり長時間になってくると冷えてきます。特に二の腕のあたりとかなんですけどね。
なんで保温層の下に発熱物を持ってくればあったかい空気が還流しないかなぁ。と考えたわけです。
首から下げる感じで使用した感じでは、確かにあったかい。おなかあたりにカイロがあるんですが低温やけどしそうな熱さ。
プロテクターの下につけてたんでちょっと密着しすぎたかもしれません。
ただ、これ一つであったかい空気が還流するかって言うと無理ですね。(そうだろうと思ったけど・・。)
もう一つ背中側にあるといいかも。
結局バイクに乗ってる間はそんなに動いてないですから、体は冷える一方なわけでこういった発熱体を持っておくと長時間の
ライディングには有効だと思います。
今度は背中側につけてみようかな?
子供のクラブで使用(野外夜間練習)
子供のソフトボールクラブの夜練習でも使ってみました。
条件としては近くの公園で夜の9時くらいまで走り込みを中心に活動してるんですが、その付き添いでくじらも参加しています。
当然夜なんで激寒です。風も抜けるので体感温度はやばいです。
この環境下で使ってみた感じ、首から下げている上半身(おなか周り)は効きます!
当然カイロがない部分は冷えるので足、腕なんかは厳しいですがあったほうが断然耐えられます。
もしかしたらツーリング時と違い立った状態で使ってるので、カイロ自体が圧迫されておらず、あったかい空気が回りやすくなっているのかもしれません。
実際に欠点の部分でも書きますが、燃料のにおいが首周りからするって事はあったかい空気が上に上がってきてるんだと思います。
ハクキンカイロの欠点
独特のにおいがある
やっぱりベンジンのにおいがする・・。
これはちょっといただけません。首から下げてるのでどうしてもにおいが上がってきます。
また、子供の夜練習に行く際に装着していったのですが、車の中がベンジン臭くなりました。窓を開ければすぐなくなりますけどね。
ベンジンって有毒なんでこれってどうなんでしょうか?
特にハクキンカイロで健康被害ってのは聞かないので大丈夫だとは思いますが・・・。
消火がよくわからない
燃料を入れて発熱してますけど、割と長い間発熱してます。
燃料切れまで発熱させとけばいいでしょうけど、寝てる間とかにも発熱しっぱなしってちょっと怖い。
ガンガンに温まってるときとか、火口のプラチナ触媒が赤くなってる時もあるんで・・・・。
ただ、困ったことに消火の方法がよくわかりません。
とりあえずカイロ自体を冷ませば自然と消えるようですが・・・。
くじらは使い終わったら100均で買ってきた金属の箱の中に入れて消化させてます。
こんな箱
そうするとベンジン臭さも抑えられて、消火できます。
しかし、そうすると中にベンジンが入ったままなんで、次回の投入量がよくわかんなくなるんですよね。
アナログならではの困ったポイントです。
まとめ
カイロって言葉に騙されたらだめです。
かなりの発熱量ですよ。
確かにあったかいんで、寒いときには活躍します。
燃料を投入したり、火であぶったりと面倒な部分はありますが、この発熱量で24時間持つってのはすごいことです。
今年は割とあったかいんでツーリングで活躍する機会はそうなかったですが、やっぱりあるのとないのじゃ大違い。
くじらが買ったのがスタンダードなハクキンカイロでしたけど、ジャイアントっていうビッグサイズの物も気になっちゃいます。
バッテリー系の発熱ウェアも人気のようですが、こういったアナログなアイテムも面白いですね。
考えた人はすごいですわ。
是非皆さんも使ってみてください。あったかいだけじゃなく面白いですよ。
えんど。
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