バイクのブレーキタッチが硬い?渋い?レバー部分のグリスアップで改善させるぞ!

ヤッホーくじらだよ

バイクのブレーキレバーを握った時に、「やけに動きが渋いなぁ」ってなったことありませんか?

表現が難しいですけど、何と言うか 最後まで握れないと言うか、抵抗があってうまく握れないというか・・・。

くじらは通勤車のアドレスで、それに悩まされてまして、今回はその原因とくじらがした対処について書いていきます。

注意

ブレーキの不調については様々な要因があります。

また、命に直結する部分です。本記事を参考にされるのは自己責任でお願いいたします。

こういったケースもあるよ。という事です。作業はプロに依頼しましょう。

原因はグリス切れ。

今回の車両はアドレス v125です。

実はこの車両、昔からブレーキレバーが渋くなることが不思議と多いんですよね。

くじら
くじら

くじらの車両だけかなぁ・・・。

対処としてはシリコングリスをマスターシリンダーのピストン部に塗布するって事をしていました。

注意

ゴムパーツがある部分にはシリコングリスがオススメ。

じゃないとゴムパーツが痛むことがあります。

しかししばらくすると、またぶり返す・・・・。

まぁ、頻回ってほどではないんですが・・・。

気になったんで一度マスターシリンダーも変えてみたりもしました。

しかしまた、同じような症状が出てしまっていたので、すごく気になっていました。

そんな中、先日アドレスくんが不動になってしましまして、近所のバイク屋さんのお世話になった事があり、ついでにこの症状について聞いてみました。

すると

「グリス切れじゃないですか?」

とのこと・・・。

くじら
くじら

うーん。グリス塗ってんだけどねぇ。

店主いわく、グリスも種類があって、こういう所に塗る分は「粘度が高くないとだめだよ。」との事。

確かに今までの物はさらっとしたグリスだったわ。

くじら
くじら

こういったところが素人だよねぇ・・。

盲点ですな。

早速、粘度の高いグリスを購入。

不具合の見立ては合っていたようですが、グリスの種類が違ったくじらでした。

早速グリスを注文。


これはチューブタイプ。

バイク屋さんで見させていただいたものもチューブタイプでした。(WAKOSの物でした)

今まで使っていた物はKUREのスプレータイプ。これはこれで便利なんですが、明らかに粘度が違います。

こっちは粘度が低くさらっとした感じ。

なので 新しく粘度の高いシリコングリスでアドバイス通りグリスアップしてみることにしました。

作業事例

ブレーキレバーの取り外し

取り外しはいたって簡単。メガネレンチとドライバーがあればできちゃいます。

赤矢印のネジとナットを外します。上側がプラスネジ・下はナットなんでメガネレンチで抑えましょう。

取り外したブレーキレバー(社外品)とボルト類。

あとは取り外した部品を清掃しましょう。

ピストンからゴムブーツを取り外そう。

今度はピストン部のゴムブーツを取り外します。

アドレスの場合ゴムブーツはピストンの先にくぼみがあり、そこに引っかかってるだけのような構造。

ラジオペンチみたいなもので引っ張ると取れます。

くじら
くじら

ブーツを破らないように気を付けよう。

ブーツが取れました。

中に以前に塗ったグリスがちょっと残ってます。

これらは取り外したブーツとともに掃除しておきましょう。

くじらはティッシュでフキフキしときました。

いざ!グリスアップ!

デイトナのグリスを塗りまくります。

粘度高し!

ピストン部もヌリヌリ。(狭いのでちょっと難しい)

ゴムブーツにもヌリヌリ。

再組立て

グリスアップできたので再組立てしていきます。

と言っても、ゴムブーツを付けて、ブレーキレバーを付けるだけ。

ゴムブーツはピストンのくぼみにブーツをはめるのと、奥にしっかり押し込みましょう。

くじらはマイナスドライバーで奥に入れ込みました。

次はブレーキレバーですが、レーバー用のボルトもついでにグリスアップしときました。

こちらは万能グリスをヌリヌリと。

くじら
くじら

作業は難しくないけど、部品が部品だけにプロに頼んだほうが良いかもね。

まとめ

当然ながらブレーキがスムーズになりました。

どうしても通勤車とかは整備がおざなりになりがちで慣れで乗れてしまったりしてますから、気を付けたいなと思います。

スムーズな動きになってブレーキに不安がなくなりました。

皆様もこの事例のような事があったらグリス切れかもしれませんから、お近くのバイク屋さんに相談してみてください。

シッカリ止まれるって大事なことです。

えんど